炒飯は中華料理の代表選手!
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皆さんこんにちは!ブログ担当のさやかです((´^ω^))本日も苫小牧RAMEN LAB REN ~煉~の公式ブログに来ていただきありがとうございます!今やラーメンセットの元祖とも言える炒飯。日本の中華料理店の代表的なメニューにもなっていて、家でも簡単に作ることができるので、昔の思い出の味となってる方も多いのではないでしょうか(^^)ひとくくりに炒飯と言っても、あんかけチャーハンや五目チャーハン、カニや牛肉などの高級食材を使って作ったりと種類も豊富にありますよね(๑´ڡ`๑)そんな日本でとても親しまれている炒飯にもたくさんのエピソードがありました!なので今回は炒飯のお話を皆様にお伝えしていきたいと思います(*^_^*)
炒飯はいつから日本に??
唐との交流があったとされる7~9世紀ごろ、遣唐使の手によって炒飯が日本に伝えられたとされています。この時に伝えられたのは、ごま油を使ってお米を炊く「油飯」というものだったそうですが、日本でこの調理法ははあまり普及しませんでした。ですがその一方で、余ったご飯を油で炒めて再加熱して食べるという調理法で「焼き飯」というものが普及し、これが後に日本で主流となる炒飯になったそうです(゜-゜)今では主流となっている炒飯ですが、お店によっては「焼き飯」と表記されてるところもありますよね(・・?どちらも同じもなのでしょうか・・・?
炒飯と焼き飯・・・何が違うの?
お店にご飯を食べに行った時などにメニューを見ていると、炒飯と書かれていたり焼き飯と書かれていたりしますが、入ってる具材もさほど変わらず、作り方も同じような感じで、なんとなく同じ食べ物だと思っている人も多いのではないでしょうか?ですがこの2つの料理は似ているけど全く違う料理だったんです(゜゜)わかりやすい違いと言えば、チャーハンを作る時、まず卵を炒めてその次にご飯を入れます。なので炒飯には卵は絶対必要となりますが、焼き飯を作る時はご飯を先に炒めてから、卵や具材を入れていきます。そのため必ず卵が入ってる炒飯と違って、焼き飯には卵が入っていないってこともあるんです(; ・`д・´)そしてもう一つ、作る際に使う調理器具にも違いがあるようで、炒飯は中華鍋で炒めて作りますが、焼き飯は鉄板を使って作るという違いがありました。家庭で作るときにはフライパンを使いますが、主にお好み焼き屋さんなど鉄板を使うお店で出されることが多く、そのためか焼き飯は関西などの方でよく親しまれているようです(*^_^*)なので炒飯は中華風、焼き飯は和風といったイメージになりますね。
炒飯のルーツは古代インドにあった(゚д゚)‼
お米を焼いたり炒めたりして作る料理は世界中他にも色々なものがあり、トルコ料理のピラフや東南アジアのナシゴレンなども同じ炒め飯になりますが、これら全てのルーツは「プラーカ」というインド料理からでした。「プラーカ」とは肉を煮込んだ煮汁でお米を炊き、炊きあがったお米と肉を一緒に炒めて作る料理で、これがトルコに伝わり「ピラフ」となり、中国では「炒飯」になったそうです(^^)トルコでは最初「ピラウ」「プラウ」と呼んでいたのがフランスに伝わり、「ピラフ」となったみたいですよ(*^_^*)他にもイタリアでは「リゾット」スペインでは「パエリア」、パエリアが海を渡りアメリカで「ジャンバラヤ」という料理に変化したと言われていて、これらもプラーカの影響を受けて出来たものだそうです(^O^)
まとめ
炒飯は「卵を炒めてからお米を炒める」焼き飯は「鉄板などでお米から炒める」ピラフは「生のお米を炒めてから炊き込む」など味はもちろん違って、国によっても調理の方法は様々ですが、全ては「プラーカ」という料理から生まれていて、親戚のようなものだったんですね(゚д゚)!どの料理も家庭にあるフライパンひとつで作れるものなので、緊急事態宣言が延長されてステイホーム中の今この機会に皆さんも作ってみてはいかがでしょうか((´^ω^))